コロナウイルスのワクチンに対する陰謀論が起こる理由

元々、国民には第二次世界大戦の時に芽生えた国に対する強い不信感があります。

また戦後も度々、薬害問題が起こり、特に1980年代にはHIVに感染した非加熱の血液製剤血友病患者に投与しエイズに感染した「薬害エイズ事件」を起こしていますので用心深くなっている国民も少なからずいます。

今からワクチンに対する陰謀論が起こっている理由を書いてみます。

・国際社会からのワクチン接種に対する強い圧力がある

・ワクチン接種が政治家、厚生労働省、製薬会社の巨大な利権となっている

・マスコミは不安を煽る報道をしている

このような背景の元で政府も新型コロナウイルスに対するデータを十分に国民に公開していないので不安が増幅され、陰謀論を信じる土壌が出てきています。

国は利権のためだけではなく、もちろん早く経済を再開したいですし、感染者が重症化すると医療に対する負担も増えてきますののでこの状況を打開するために国民へのワクチン接種率の向上は不可欠だと考えています。

薬の服用やワクチン接種はいわば「毒をもって毒を制す」ことなので一定の割合で副作用や副反応が起こることは避けられません。

特に今回はmRNAワクチンという新しいタイプのワクチンなので更に用心深くなっている人も一定数います。

今、全世界の国民が治験者となってワクチンの臨床試験を行っているとも言えますので、あと数年もすればワクチンの安全性を裏付けるデータが揃ってくるのではないかと思っています。

ひょっとしたら体に害があるのかもしれませんし、本来、人に備わっている免疫力が落ちてしまうのかもしれませんが今は分かりません。

今後はインフルエンザなどのワクチンはmRNAが主流になり、遺伝子による治療も一般的になってくるのかもしれません。

あとコロナウイルスに関するデータは千葉県のホームページは情報公開が進んでおり、分かりやすいので首都圏における状況を理解するにはお薦めです。