女性の皇族の結婚相手は選り取り見取りのようにも思いますが、実際はそうではありません。
まず国民は日本国籍を持っている人でないと納得しませんが、その時点で候補者がぐんと絞られてきます。
出来れば同じ皇族同士で結婚して欲しいと願っていますが、そもそも年頃の男性は数えるほどしかいないでしょう。
そうなると良い家柄や財閥の一族の子弟なども候補に挙がるのでしょうが、本当に相応しいとされる方は100人以下でしょう。その場合も相手の方は格下になってしまいますし、政略結婚でない限り皇族の方を結婚相手に選ぶことは躊躇します。
なので、お見合いの話しも結構、来るのかもしれませんがなかなかまとまりません。
こう考えると一般の人が考える以上に皇族の方の結婚は難しいのです。
憲法上、天皇は国家元首でもありますので、皇族は日本国家の統合に寄与するという重責を担っています。
従ってバッシングを受けるということはある意味、国民や日本の政治の不満の捌け口にはなっていますので、そういう意味では任務を全うしていると言えそうです。
上皇の皇后の美智子様は例外ですが、宮家の女性は皇室のしきたりと国民からのプレッシャー、複雑な家庭環境などのためか必ずしも平穏な人生を送られておりません。
あと天皇を初めとした皇室は数千年に渡って続いてきた神道の伝統を継承し次の世代に引き継ぐという宗教家としての大きな役割もあります。
