学校の授業で古文や漢文の授業は不要ではないかという主張が最近されていますが、これは議論され尽くした話題です。
ヨーロッパでも英語、ドイツ語、フランス語などの古典語のラテン語について学習不要論が度々、話題に上がっていますが未だに廃止されていないので古文や漢文も同じ道を辿るのでしょう。
古文に関しては工業高校や農業高校は実学重視で、科目を選択制にしても良いのかもしれませんが、普通科の高校ではどのぐらい時間を割くかは別にして必須科目にしておいて良いと思います。
ラテン語やギリシャ語を少しかじっていれば英語などの理解が深まるのと同様、古文を学んでおけば日本語の理解が深まります。
まあ実社会では全く役に立たないので教養科目であるという明確な位置づけが大切になってきます。
漢文も同様です。
また漢文は文化的にも繋がりの深い隣国、中国の文化を知る上で知っていて損はありません。
但し、今もやっているのか分かりませんが、レ点をつけたりして日本語に訳す方法は時代遅れでナンセンスです。
なので将来、中国語を学びやすいように中国語の発音で覚え、普通に日本語訳をしたり、現代語でも頻繁に使われている単語を暗記させた方が良いです。