最近、日本の自然災害は大したことないのではないかと思い始めました。
私自身も1995年の阪神淡路大震災の時は震源地の近くに住んでおり、街の悲惨な状況を目の当たりにしましたし、2011年の東日本大震災の時は関東にいました。
地震に伴う津波や、台風などによる豪雨も被災地の生活を破壊し、人々の人生を大きく変えてしまいます。
ところがカリフォルニア州やギリシャなど世界各地で起こっている山火事はそれどころではありません。
人の生活を変えるだけでなく、生態系そのものを破壊してしまいます。
日本の地震、津波、台風、洪水といったものは生態系そのものを破壊するインパクトはありません。
例えば山に住んでいるツキノワグマなんかはそれはが起こっても事前に危険を予知して避難していれば被害はそんなにありません。
日本は幸いにして四方を海に囲まれ、山地や山脈が連なっているために海の幸、山の幸のみならず水資源が豊富です。
地震は多いものの、その反面、温泉を各地で湧き出します。
もし日本で例えば秩父や北アルプスや八ヶ岳なんかで大規模な山火事が起こり大自然が破壊されてしまったと想像するだけでぞっとしてしまいます。
被災も受け入れつつ、世界で最も恵まれた地域であるということに感謝しつつ日々、過ごしていくことが日本で住む上での心構えかもしれません。