仕事をしていく上で特に折衝を行う必要がある部署であればディベート力があるに超したことはありません。
一方、社会人になってディベート倶楽部なんかに所属することは出来ないのでディベートを鍛えるには仕事の実践で学んでいくしかありません。
そんな中でわたしがディベート力をつけるために行った方法を紹介します。
それは10年ほど前のことですが、1ヶ月ほどYouTubeで当時、大阪府知事・大阪市長だった橋下徹さんのマスコミ対応の映像を集中して見る方法です。
彼は当時は若手ですが、百戦錬磨の弁護士でディベートのプロ中のプロです。
そこで気づいたことはディベート力は「知識」「瞬発力」「スキル」によって決まると言うことです。また、その前提として「肩書き」「実績」というものもあるのかもしれません。
ディベートはフェンシングのように相手の(論理的な)弱点を一瞬で鋭くついて相手を弱らせることによって自らを有利な立場に立たせるゲームであるとも言えます。
あとディベート力や判断力をつけるための注意点を書き留めておきます。
・日常生活で自ら即決する習慣をつける
・民法と出来れば刑法の知識はあった方が良い
・ディベートの相手のことをよく知っておく必要がある
・相手に考える間を与えないために早口の方が良い
・実践を想定して日頃から表現力を高めたり、知識を蓄えておく
・攻撃されないために余計なことは言わない
但しディベートは諸刃の剣で相手にダメージを与えてしまうと同時に反感を買いやすいのでわたしは次のようなルールを課しています。
・教育や政治、経済政策といった結論が収斂されない議論には加わらない
・議論に耐えうる相手に対してのみ議論をする
ディベートはあくまでもスポーツであり、プロボクサーが一般の人と喧嘩をしないのと同様にディベートは基本的には限られた場所でのみ活用しましょう!